2002年10月5日
航空自衛隊浜松広報館
(2004.1.29改定)


まずは


ノースアメリカン T-6F


元々個人がレストアする為に保管していた機体です。
機首右上と両翼に機銃取り付け用のメクラ蓋が付いています翼端灯も
・・・SNJ−5と同じ?
 
T−6は 胴体が鋼管トラス構造に Al外板を被せたもの
 丈夫な飛行機だったと聞きます。
浜松や鹿屋、松島、宇都宮等で 中間練習機として
215機が飛び回っていたそうです。

悲しいかな 私は遥か高いところを行く アメリカの「スカイタイパーズ」5機を見ただけ・・・
ポカリ〇エット・・・・の煙文字が・・・目にしみる・・・

上野さんが借りていたSNJは 福島では分解された状態だったし・・・ハァ・・

しかも、宇都宮で飛んでいた頃・・・全く記憶が・・・(涙)


故守谷 登氏の遺志を次いで完成されたと 書いてあります。
ほんとに素晴らしい出来映え・・ホント良かった。


道具としての飛行機も 使い古され耐用年数来れば リタイヤですが
どんどん解体業者に単に事務処理として処分されて行きます。    
何か決め事して どうにかストックして置けないものでしょうか・・・  

世の中が変化し 「さーてあれは・・」と言った処で 後の祭り・・・   

この機体も その(故人)のお陰で 日本で 実際に飛んでいた事と、
F型 と G型 ・・・が在った事も知りました。

全長 8.84m  全幅 12.81m  全備重2.550kg  乗員2名   
エンジンP・WR-1340 550hp 
52−0010


次は この機体


富士/ビーチクラフト T-34A

メンター・・・メンターの系譜参照

高校生の頃 自転車で よく柵越しに離陸する この銀色のアイラン機を見ました。
下面の排気管は 光っている部分は単なるパイプで その中にあるのが排気管です。
これは 排気ガスの圧流を利用して エンジンルームの熱とガスを一緒に外に引き出すダクトなのです。
 
この機体しばらく風雨に曝されたのか少しくすんでいますが こうして屋内に展示されたラッキーな機体ですね。
某基地のメンターはエンジンが回る状態で 保管?教材?になっているとか・・・是非とも大切にして欲しい・・。

全長 7.89m  全幅 10.00m  全備重 1.352kg  乗員2名   
エンジン コンチナンタル O−470 225hp 
51−0382



次は 回転翼

シコルスキー H-19C



この機体はシコルスキーS-55を  名航でライセンス生産した    
空自向けの20機の内の1機。                        
4点式ランディングギア 3枚のメインローター 2枚のテールローター
機首に隠された空冷星型9気筒エンジン・・・・このエンジンのお陰で 
キャビンが高く広く作ることが出来た、このことは この後に続く一連の
シコルスキーシリーズに大きな影響を与えている。            
此処で救難なり働く人は ワークロードが楽だったのでは・・・と思う 。 
 
今の60シリーズを見ていると腰痛を心配してしまう。


昭和34年9月26日伊勢湾台風での災害救助をはじめとして
数々の救難活動にも参加している。


 但し、自衛隊の救難機は 「本来が(自衛隊の)航空救難とされ     
知事の権限で要請があれば任務として飛ぶとのことなのであります。 
 最近のU−125AやUH−60Jなどは 本来の航空救難から 戦術救難
となったのか 目立たないグレー系の迷彩になっていますね・・・    


私的には 遠くからでも確認できる救難機カラーが好きです。

全長 19.04m  ローター径 16.16m  全備重3.102kg  乗員2名  兵員 10名
エンジン P・W R−1340 600hp
91−4709


更に 回転翼


シコルスキー S-62



この機体はバートルH-21Bや 上のH−19の後継機として  
名航でノックダウン生産した空自向けの9機の内の1機。    
他にも 海上自衛隊や海上保安庁などでも 使われています。
(『戦国自衛隊』は陸上自衛隊マークでしたね(笑))

もともとS-61の試験的に作られた機体と言われてますが    
すこぶる性能が良かった為 S-62として生産された。      


胴体側面に離れて付いた補助フロート 胴体自体も艇体形状を成し
離着水を容易?にしている。                       
エンジンをタービンにして屋根に載せ コックピットを降ろして視界も
広がったのでは?                             
4本足が3点式ランディングギアに変わり メインギアは固定式シン
グルタイヤ。                                 

3枚メインローターに 2枚のテールローターは H-19譲り・・。


タービン機になって 振動やメンテナンスが変わったかもしれません。

全長 18.97m  ローター径 16.16m  全備重3.583kg  乗員2名  兵員 12名
エンジン G・E CT58−110 ターボシャフト 1.250shpX1基
53−4774



ちょっと気になる 飛行機(2004.1.29追加)

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