2002年10月5日

航空自衛隊浜松広報館



さて 最後に


三菱 MU−2S
 

航空救難機に採用された三菱のMU−2S
何よりも目立つカラーリング と カモノハシの様な機首のレーダーアンテナ
胴体両脇には遭難者発見や救難活動のための 水滴型バルブウインドーが
左側面には大きくスライドするドア 装備や担架の出し入れが容易・・。
機内には処狭しと 救難の為の装備が 整然と設置されている。
プロペラも 民間型より径の大きいタイプ・・。


現在、より大型で高速の U−125Aに その座を譲りつつある
救難の為の装備もあれこれと沢山積んで 更に速く現場へ・・・・


でも 私は このカラーリングで助けに来て欲しい!・・・戦術航空救難ですかぁ・・・
ご存知の様に この飛行機にはエルロン(補助翼)は無いのです。
スポイラー(翼上に長手に入っている 赤い線)でロールをコントロールします。
その後ろには翼の長さ8割近く?を占めるフラップ・・・
そして オレンジ色に輝く両翼端の燃料タンク
これぞMU−2ですね!

メーカー 三菱重工業  型式 MU−2S 
登録  13-3209
全長  10.69m  全幅 11.95m  全備重 4,560kg  乗員 1+8名   
エンジン エアリサーチTPE331 575hp 2基 


次は この機体

カーチス C-46D


これですよ!
私の大好きな飛行機。


この機体は飛行点検機として 
日本国中の中規模以上?の自衛隊飛行場を
隈なく飛び回った飛行機。

ええ、宇都宮にも おそらく飛来していたでしょう。

レシプロの 独特のサウンドを残して ゆっくりと飛んでくる感じ

所沢で御会いした 元パイロットの方が言うには
「操縦還が とても重くて 単機で飛ぶならいざ知らず
編隊飛行は 相当な肉体労働を強いられる」とか・・・・

また、離着陸の難しさも 中々なもんだったそうです。

ただ、それだけに この飛行機をマスターしたその方は そんな言葉を口にしながらも
愛着をもった目で この飛行機を見ていました。


メーカー 米国カーチス社  型式 C−46D 
登録 91−1138
全長 23.27m  全幅 32.94m  全備重 21773kg 
エンジン プラット&ホイットニー R−2800−75 2000hp 
       ダブル・ワスプ 空冷星型複列18気筒 
乗員/乗客 4−5名 / 兵員33−40名 


次は いよいよジェット機


富士 T−1


まずは 最初に乗るジェット機としてこの機体ですね。


尾翼の最後の頃の13教団マークでしたね

2004年1月13日 T−1Bの866号機は宇都宮を2時前に離陸しました。
最期のアイラン終了です。
迎えの小牧から飛来したT−1と2機で離陸後 再び 上空に舞い戻り
大きく翼を振りながら 輝く南の空に消えていきました。

1958年 1月19日に T−1Aの1号機が同じ宇都宮で産声をあげ
この日最後の離陸となりました・・・

2004年1月現在 小牧に12機 岐阜に810号機1機が健在です。
彼らは寿命が来れば順次 リタイヤしていきます。

メーカー 富士重工  型式 T−1A 
登録 15−5825
全長 12.12m  全幅 10.49m  全備重 4、150kg 
エンジン ブリストル・オリュフェース Mk11 推力1,814kg
乗員 2名


次に此処浜松で


ロッキード/川崎 T−33A


勿論 この機体も黄色と黒の 市松模様

 
兎に角 自由圏の世界30ヶ国で 6000機以上も使われた練習機
この機体を乗りこなせれば 次は戦闘機に 一歩近づくのです
が、目の粗い「フルイ」だったと聞きます。操縦もシビアだったのでしょうね。


米政府からの供与68機の他に 川崎重工でのノックダウンを含むライセンス生産で

210機と

量産されたジェット練習機です。


2000年6月で全機リタイヤ

遠く1944年に初飛行したXP-80ジェット戦闘機が原型

T−1の初飛行の際に 宇都宮に飛来している写真を見たことがあります・・

メーカー 川崎重工  型式 T−33A 
登録 71−5239
全長 11.49m  全幅 11.86m  全備重 6、555kg 
エンジン アリソン J33-A-35 推力2,090kg
乗員 2名


次に此処浜松で


ビーチ B−65 


海上自衛隊に移管され202教育航空隊で一括して教育に使用された機体
宇都宮にも グレーの服を着て 6727 の機番で飛んでいました。
徳島に移動後 航空自衛隊に返還され 連絡機として活躍。

中でもこの機体は 尾翼のマーク「シーザー」が示す様に

第83航空隊南西支援飛行班 所属機 そう 沖縄で飛んでいたのです。

メーカー ビーチクラフト(現 レイセオン)  型式 B65 
登録  03-3094
全長  10.16m  全幅 13.98m  全備重 4,560kg
エンジン ライカミング IGSO−480−A1B6 340hp 2基 
乗員 4〜8名 


 此処以外では見ることの出来ない彼ら達(つまり戻る


此処以外でも見ることの出来る彼らたち(つまり1つ前に戻る)


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旅の空のした