帝京大学格納庫の
T−3(01−5529)

T−34A練習機の後継機に富士重工が開発した機体です。
1978年(昭和53年)1月17日初飛行。

この機体T−34Aと外観的には機首部分以外大きく変わりません

パワープラントはKM−2と同じIGSO−480過給器付きに 3枚プロペラ
340hp

構造もT−34Aよりは強度が上がって 航空自衛隊オリジナルに
装備も仕上がっている。


帝京大学では
T−2は どちらかと言うと 静的に実機を観察する教材に対し
T−3は3舵とも索が繋げてある為 ある程度の動的使い方が
出来る教材の様です
メーカー 富士重工  型式 富士式 T−3 
登録 01−5529
全長 8.04m  全幅 10.0m 全備重 1542kg 
エンジン ライカミング IGSO−480−A1F3 給器付き 
    空冷 水平対向6気筒 340hp 
乗員 2名 
備考 
  T−3は 自衛隊最後のレシプロエンジン機として 
  2007年まで防府や静浜で初等練習機として使用されました。 
  現在は全機無事リタイヤしT−7がその後継機として飛んでいます。

また 同時に別のエンジンとプロペラも展示されていて

エンジン本体、大きなスーパーチャージャーを、見る事
が出来 プロペラも その 可変ピッチ構造を 知る事
が出来る様になっています。

この学校では 整備科目はありませんので 実際に
油圧や電気 まして エンジン始動等は行いません

よって T−3も フラップ や 脚引き込み等の作動は
見ることが出来ません。



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