T‐1A 練習機
 
T-1・・・1号機が飛んだのが1958年(昭和33年)1月
(下をクリック)
Classical Airplane Museum紹介のT-1初飛行

まだ、国道4号線は コンクリート舗装で道幅も狭く
主要国道以外は 砂利道も当り前の時代
宇都宮の本工場から完成したT-1A 801が大勢の従業員に見送られ
主脚幅いっぱいのコンクリート舗装された誘導路(工場と飛行場を結ぶ連絡道)を
飛行場へ向かう姿


そして 安全祈願の日 多くの関係者 802も並んでいる
繰り返されるエンジンチェック

高岡パイロットは 日本初のご存知「橘花」を飛ばした人
入念なエンジンチェック 傍らには 関係者がチャーターしたのかDH−104ダブ?の姿も
そして チェイス役のT-33Aが飛来(悲しいかな宇都宮でT-33離着陸は見た事が無い)
 
快晴の青空のした
エプロンに並んだ T-1 801 と T-33 237?
写っている 方々の服装から寒い朝だと言うのは想像できる。
男体山も真っ白


輝くジュラルミン


そして 離陸
面白いのは離陸位置
誘導路(コンクリート?)付近でT-1は浮いている
T-33はまだまだ先まで

関係者の記念写真
後ろに 映っている建物は 今も残っています


宇都宮に着陸する T-1B
・・・・この姿 あと 何回見られるのかなぁ・・・
 
ぴったり2機編隊 飛行場上空でブレイク!
アイラン時には 2機で飛んで来て 1機で帰る
菊池写真館で紹介#855
  
 
 2001年10月の ふれあい祭りにて 座ってきました。
#841は13空で最初に天寿まっとうした機体


* * * * * * おまけ * * * * * *
 在りし日の 入間は稲荷山公園の802号機

上は ちょっと古い写真です。

下は解体される前の週に撮ったもの・・遺影?

進行方向左上のガンカメラ 見えるだろうか?


同じく右下面の銃口


 ・・・せめて機首だけでも・・・



2002年の航空情報4月号に 芦屋に展示されていた初号機の危機の記事がありました。
何故に大切な航空の文化遺産を 処分してしまうのか とても悲しかったです。
幸いに この記事を書かれた方々のご尽力で 各務原航空博物館の倉庫に分解保存されたそうです。


802号機は 虚しく処分されてしまいましたが・・・
801号機が救われて ほんと よかった!

商売では 投資した資金を早く回収しなければなりませんが
文化遺産の保存は それが非常に困難な場合が多い。
スミソニアンの様に まずは資金を救済に当て 収集分解保管することとし
少しずつ時間を懸けて復元していく事が大切なのではないでしょうか。
「完成までの合計金額が多額なので出来ない」では無く
まず確保して 保存
(これもお金が掛かるのですが・・・)


つぶしてしまえば 単なるアルミ屑・・
そして 写真でしか 逢えなくなる
  
?番外編?・・・これもT-1Aです。




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