製造 新明和工業 型式 UF−XS 実験飛行艇
登録 オ-9911 全幅 24.40m 全長 23.10m 全備重 15,800kg エンジン 内側2基 ライト・サイクロン R−1820 空冷星型9気筒 1425hp 3枚ペラ 外側2基 プラット&ホイットニー R−1340 空冷星型9気筒 600hp 2枚ペラ BLC用エンジン2基 ジェネラル・エレクトリック T58−GE−6A 1050hp 備考 米軍からUF-1双発飛行艇の供与を受けて 新明和甲南工場で大改修を受け、 昭和37年12月20日 初飛行。 見ての通り原型が殆ど残らない程 全くの別の飛行機になってしまった。 ビーチング・ギアは持たず 各務原で展示されている様なドーリータイプの台車で 陸揚げされる。 外洋での離着水を考慮しての高い次元でのSTOL性能を達成する為に主翼や 水平尾翼の前縁に付いたスラット・・。 エレベーター,ラダ-を含む各動翼は、中央翼上に付いた 2基のBLC用タービン エンジンより高圧縮空気が送られ超低速域での高揚力や操縦性を確保している。 さらには 縦長断面の艇体 プロペラへの飛沫防止などの為の装置など 此処 での実験が 後のPS-1やUS-1に反映されています。 39年頃まで2年にわたる数々の試験が行われた。 その後 千葉県は下総基地に展示された。 さらに その後 此処静岡県は清水 三保の松原に展示。 そして 機体復元後、各務原航空博物館に展示される。 |