2003年10月26日
所沢航空発祥記念館にて

立川防災航空祭の帰り道 所沢航空発祥記念館を訪ねてみました。

この日は所沢市のお祭り(??フェスティバル)も行われていて
多勢の人達で公園はにぎわっていました。

この日は この記念館の格納庫と 駅前のYS−11の機内 が一般公開されていました。

長い渋滞の末に 格納庫前の駐車場に入りますと お隣でカラオケが熱唱され
いやはや にぎやかな事

格納庫の前には 赤いセスナ170 と ウルトラライト(機体名??)が 左右に置かれ
 
正面には F−86D その左には HU−1B(現在はUH−1Bと称号変更)
その奥 スパッツ戦闘機?や その奥 これまた貴重な 91式戦の胴体 バートルV−107
F−86Dの右側には フォッカーD.VIIでしょうか その奥に KH−4 H−13
 
 
 


で 今回のお目当ては

MiL−8「スーパーハッチ」

とにかく大きなヘリコプターです。
現役時代の話を
札幌消防の「りゅうたさん H.P」
「管理人の部屋」 から 「MIL−8の思い出」
で、読んでから 是非ご覧下さい
とても 面白いですよ!
 

行けない方の為に写真を撮って見ました
見たい方は
此処をクリック
 




ところで、
私はあまり 人としゃべるのが上手くないので(^^ゞ
どうしても 黙って見学して・・・って事が多いのです。

が、美術館ではありませんので どうも 航空博物館は ちょっと異なるのでは?


とっ言うのも

此処所沢航空発祥記念館での イベントでたまたま声を掛けてくださった方
このイベントでのボランティアスタッフをされていました。

お話を伺うと 元 某メーカーのテストパイロットをされていた方でした。
航空自衛隊ではC−46をはじめ いろいろな機体でテストパイロットをされ、
その後 某メーカーで YS−11のテスト飛行等をされ 現在は引退されたそうです。


お伺いした貴重な話の ほんの一部を・・・


航空自衛隊で輸送機の操縦をされていた頃のお話です。
 
 C−46は 此処の外に展示されてますが、その操縦桿の重さと言ったら
時として 両腕両足を使って踏ん張らなくては ならない事もあった・・・
 
まして、編隊飛行など しようものなら
機長が一人で 全身汗だくになって遼機に合わせる。
腕の筋肉もパンパンになる だから 編隊を解散すると 
コ・パイに操縦させて帰って来る事もあった。

また、鈍重な飛行機なので 操舵は 一旦 グイッと操舵輪を 多目に回してからジワット戻す。

着陸も バウンドしないで下せるのは それなりの腕を持っていないと出来ない。・・・
 




でもね、

C−46の話をしている時の この方の表情はとても生き生きされていて
この飛行機を まさに マスターした誇りと この飛行機への愛着を感じました。
 

此処には書ききれない程 とても貴重なお話を伺いましたが


是非とも 皆さん ボランティアされている方に お話を聞いてみて下さい。

もしかすると 何気無く見ていた その飛行機が とても「いとおしく」思えてくるかもしれません。



所沢航空発祥記念館 公式H.P

旅の空のした


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