陸上自衛隊北宇都宮駐屯地(飛行場)資料館庭に展示
富士/Bell HU-1B
 
展示機は 計器類は殆どありませんが エンジンが載っています。


陸上自衛隊オリジナルオリーブドライブの方が好きなんですが・・・
カーゴフックはメインローターの真下。
良く見ると、機体下面左よりに整流板の様なものが立っています。



キャビン後方の燃料タンクはありませんでしたが
コンデションは それほど悪くない。



ノーズ拡大 ピト-管がノーズアンテナの間にあります。
静圧側はクルードアの前に付いてます。
室内空調は自然空気・・・天井のスクープから
・・・ってことは・・・ホバーリング中は・・・?



カーゴドア(ベルはこう呼んでいる)大きな窓が1つ
ドア自体が短い為 1Hではテールブーム付け根まで伸びているレールも
手前で終わっている
1Bの特長トランスミッション前とエンジン前に大きく開いたエアインレットと
トランスミッション左側にも口が開いてます。



T-53 L-11B 1100hpターボシャフトエンジン

 

フィン左側に付いてるテールローター
90度ギアボックス右側についているピッチコントロールは
ワイヤーとチェーンによりリンクされてます。
このリンクは 1Hまで同じ方法が使われてます。



エレベーター (シンクロナイズド・エレベーター)
翼断面形状は 完全対称 ただ
上面には小さなLアングルが付いてます。
1H以降は 上面平のクラークYの様な断面形になりました。




不思議なんですがパイロットにはヘッドレストが無い
なのに2列目のシートにはチャ-ンと付いている?コマンダーシート?



WHの部隊記号が消えかけてますが 注意書きはシールなんですね。
 センターペデスタルや計器盤は機器不在が目に付きます・・・
クルードア(ベルではこう呼ぶ)のガラスは 固定三角窓と
上部は固定ですが 四角の窓があり、この四角い窓は
前方下のハンドルネジを緩めて 上下させ
好きな高さに固定する事が出来ます。




ランディングギア
ご存知の様に204,205の系列はスキッドタイプ
厚ニクのクロスチューブは胴体の溝に埋め込まれています
民間機の中にはここに 蓋をしているモノも・・

複雑な形をしたドアとドアの下回り 1Hともちょっとちがいます。



 今はこうして 静かな余生を送る この機体も 嘗ては空の舞台に在り
数々の任務をこなしてきた事でしょう・・・。


HOME  栃木の空のした  戻る