海上自衛隊下総航空基地の展示機
ビーチクラフト   SNB 双発練習機
                  (JRB-4  85116)

昭和32年から供与を受けた

SNB−4/5
双発尾輪式 練習機
(一部連絡機として使われたと聞く)
翼幅  14.53m
全長  10.34m
全備重量 3.980kg
エンジン P/W R-985−B5
空冷星型9気筒450hp 2基
乗員  2/7名

この機体は 察するところ米海軍のJRB-4規格(そのまんま・・(^_^;))を
海上自衛隊でSNJとして 使用していたのではないでしょうか。 
丈夫で稼働率が高く アメリカ本国では いろんな用途に使用された機体。 
民間機としても 18シリーズで 広く使われていました。


羽布部分は金属に張り替えてありますが独特のH尾翼
大きなエレベーター


水平尾翼の防氷装置はブーツへの加圧パイプが外から・・・


尾輪

 
主脚ベイ単桁構造 しかも下桁はこの部分だけ降着装置をかねて鋼管になっていました。
ウェーブ面は軽減孔を羽布で塞いでいます。


ランディングライト フルダウンされたフラップ
外側に出された 集合排気管 カウルフラップは下側のみ
あっ・・・あれ? 脚カバーが無い・・・


グレア-シールド・・・あれ?
窓枠は別にして ビーチクラフト(現レイセオン)社のこのクラスの基本形
この飛行機は窓枠多くすることで個々の幅を減らして視界を確保しれいるのかな?
それとも平面ガラスを多くしてコスト下げた・・・?
鼻先が短いから 前方視界は良かったと思います。




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